占い師に必要なすべてが詰まった一冊『フツウの人がフクギョウでウラナイ シニナルホウ』レビュー
占いと言えば、神秘的で何か特別な能力を持った人だけが行う仕事というイメージが強いかもしれません。
しかし、実際には誰でも占い師になることができると言われています。
特に、西彰子さんの著書『フツウの人がフクギョウでウラナイ シニナルホウ』は、その道を開くための素晴らしいガイドとして注目されています。
福岡の地で培った独自の占い理論や、多岐にわたる経験を元に、多くの人に占いの魅力を伝えるこの本の内容を詳しく見ていきましょう。
著者・西彰子さんの背景と意図
西彰子さんは、大学を卒業後、自動車販売会社で営業職として8年半働いていました。
高い業績を上げ、様々な優秀賞を受賞するなど、華やかなキャリアを築いていました。
しかし、そんな彼女も人間関係のストレスによって病を抱えることになります。
この経験が、彼女を占いの世界へと導くきっかけとなりました。
自らの苦い経験から、「人のストレスを和らげる仕事をしたい」という強い想いが生まれ、占い、心理学、アロマやエステといった癒しの技術を学び始めます。
そして2015年に、個性心理學の認定講師・カウンセラー資格を取得。
以降は、恋愛塾や占い教室、幾つもの企業での人事コンサルを経て、占い師養成に携わるなど、今や多くの人に占いの魅力を伝える存在へと成長しました。
彼女がこの本を通じて伝えたいのは、占いは特別な能力を持っている人だけのものではなく、誰でも現代的なアプローチで学び、実践することができるというメッセージです。
この著書は、そんな彼女の経験を凝縮した内容となっています。
資金ゼロ・霊感ゼロからのスタート
『フツウの人がフクギョウでウラナイ シニナルホウ』の第一章では、「資金ゼロ」「霊感ゼロ」で占い師になる方法が詳しく解説されています。
多くの人が占い師になるためには特別な資金や霊感が必要だと思い込んでいるかもしれません。
しかし、西さんはその考えを覆します。
具体的には、必要なのは情報収集や学びの姿勢、実践による経験です。
昔からの占い師は確かに霊感や直感を重視していましたが、現代ではそれに捉われることなく、自分なりのスタイルを作り出すことが可能です。
例えば、占いの理論や技術を学んだり、自分の強みを理解して、それを活かした占いスタイルを構築することが提案されています。
また、資金についても、まずは低コストで始められる道を探ることができるという点に着目し、具体的なステップを示しています。
このように、占い師という職業への先入観を払拭し、リアルな目標設定を促してくれる内容が、とても魅力的です。
占い師とは何か?
第二章では「そもそも占い師って?」というテーマで、占い師の定義や役割について論じています。
一般的に占い師というと神秘的な存在と考えられがちですが、西さんはその役割を現代社会における「人の心を支えるプロ」と位置づけています。
占いは単なる運勢の予想にとどまらず、クライアントの心理的な悩みやストレスを理解し、適切なアドバイスを提供することで、その人の人生をより豊かにするサポートをする役割があります。
特に、今の時代においては、心の健康がますます重要視されており、占い師の存在はより一層求められています。
また、占い師には多様なスタイルが存在し、伝統的な占術だけでなく、新しいアプローチを取り入れた占いも増えています。
このような多様性を理解し、自分に合った占術を見つけることで、より効果的にクライアントに寄り添うことができるのだと西さんは教えてくれます。
プロの占い師になるためのステップアップ
第三章では「占い師入門・自分に合った占術の見つけ方」と題され、自分に適した占いスタイルや占術の見つけ方を具体的に解説しています。
多くの人が占いに興味を抱く中、自分自身がどのようなスタイルで占いを行うべきか戸惑っているかもしれません。
西さんはまず、自分自身の興味や得意分野を見つけることから始めるべきだと強調します。
実際に、タロット占いや占星術、手相など、様々な占術がありますが、自分が興味を持てるからこそ続けられるということが重要なのです。
また、実際に学ぶことで得た知識をどう活かすかについても言及しています。
占術のテクニックだけでなく、カウンセリングスキルやコミュニケーション能力を高めることが、より良い占い師としての成長に繋がると述べています。
西さんの具体的なアドバイスを参考に、自分にぴったりの占術を見つけることができれば、楽しく学びながらスキルを向上させることができるでしょう。
リピーターを生むためのメンタル術
四章では「リピーター続出!売らない占い師6つのメンタル術」について説明しています。
占い師にとって、クライアントとの信頼関係を築くことは不可欠です。
その信頼がリピーターを生む大きな要素となります。
西さんはメンタル面においても、占い師として大切な心構えや考え方を紹介しています。
たとえば、クライアントの悩みに共感し、自分ができる限りのサポートをしようとする姿勢などが挙げられます。
このような姿勢が、クライアントに安心感を与え、再度利用してもらえる理由になるといいます。
また、占い師としての価値を理解することも重要です。
ただ占いを提供するだけでなく、クライアントの気持ちを理解した上で助言を行うことが、満足度を高める秘訣となります。
リピーターを生むための具体的なテクニックや心構えを知ることができるのは、非常に心強いものです。
占い師になる際の壁とその乗り越え方
第六章では、占い師として活躍する際に直面する壁と、それを乗り越えるための方法について考察しています。
占い師の仕事は自由である反面、競争が激しく、自分のスタイルを確立することが難しい場合もあります。
西さんはまず、壁に直面したときの心構えとして、「挫折や失敗は成長の一部」であることを理解することが重要だと示唆します。
占いのスキルだけではなく、マーケティングや自己プロモーションなど、多岐にわたる知識が求められるため、乗り越えるためには自らの努力が必要です。
その上で、他の成功している占い師から学ぶことや、コミュニティに参加することが有効であるとアドバイスしています。
共に学ぶ仲間がいることで、孤独感や不安が和らぎ、モチベーションを持続することができます。
このような情報や精神的サポートを受けながら、自分自身を確立していく過程が描かれています。
まとめ:新たな占い師への道を切り開こう
『フツウの人がフクギョウでウラナイ シニナルホウ』は、占い師になるための実践的な道筋を示す一冊です。
西彰子さんの経験と知識に基づいて、資金や霊感がなくても占い師になれるというメッセージが強く伝わってきます。
占いは心のケアや人生のナビゲーションとして、多くの人に力を与える職業です。
この本を手に取った読者の皆様は、ぜひ自分自身の占い師としての可能性に挑戦してみてください。
新たなキャリアが広がるかもしれません。
